小ネタ。
タイトル以上の情報は特にないです。
GPT Storeが今週中にリリースされるらしいですね。
せっかくなのでGPT Builderを使ってGPTsを作ってみようかなと思ったのですが、なかなかチューニングが難しいです。
で、プレイグラウンドで試しながら調整してる間は利用制限が許されたりしないかなと思ってポチポチしていたのですが、ちゃんとダメでした。
ご本人もそう言ってらっしゃる。
注意深く利用を検討します。
小ネタ。
タイトル以上の情報は特にないです。
GPT Storeが今週中にリリースされるらしいですね。
せっかくなのでGPT Builderを使ってGPTsを作ってみようかなと思ったのですが、なかなかチューニングが難しいです。
で、プレイグラウンドで試しながら調整してる間は利用制限が許されたりしないかなと思ってポチポチしていたのですが、ちゃんとダメでした。
ご本人もそう言ってらっしゃる。
注意深く利用を検討します。
こんばんは。
新年最初の記事ということで、2023年を振り返ってみたり、2024年に思いを馳せたりしてみようかと思います。
思い付きで徒然と書いていく感じなのでまとまりはないですがご了承くださいませ。
2023年はやはり何といってもChatGPTをはじめとした生成AIの年でした。
毎日のように新しい技術が現れ、その目まぐるしさに目を回すような日々がずっと続いているような感覚です。
なんとなくAIは人間を代替するようなイメージがあったのですが、ふと気づくとAIは隣に寄り添うような存在になっていたのは割と予想外でした。
Copilotという名前が示すように、人間の能力の拡張としての生成AIは今後ますます発展していきそうです。
フィクションの中のようなAIに支配されるような世界はまだしばらく来ないとは思いますが、Github Copilotの提案をすんなり受け入れている自分を考えると、気づかぬうちにAIの言う通りの生活を送ったりする未来はそう遠くないような気もしてならないです。(毎日の食事のメニューからそろそろこれ食べたいころでしょとAIに提案されたら、なんとなくそんな気がするなぁってなるような気がするんですよね)
一方でどこか変なところに行ってしまわないように人間が手を引いてあげる必要はまだまだあるんじゃないかなとは思っています。それこそ子供を育てるように。
RAGをはじめとして、AIにとってはとにかくどんなデータを与えるかが重要になってきているため、AIのために人間がどんな準備や工夫をするのかというは今後ますます重要になってきそうです。
AIフレンドリーな環境を用意してあげるという意味では、ルンバのために床に物を置かないという考え方に似たようなところを感じます。
AIが理解しやすいようにドキュメントにちゃんとタグ付けをする(からそれによってAI関係なく結果的にドキュメントの検索性が上がる)みたいなね。
あとはなんとなくCUIの時代からGUIの時代になってきたところで、プロンプトというインプットが当たり前になったことでCUIが復活してきているのがなかなかに面白いところです。
INがCUIでOUTがGUIなものが増えてきているので、これに~UIって名前がついたりするんでしょうか?(実はもうあるんですかね…それとも付かないまま時代がまた変わっていってしまうか…)
正直1年後に何がどうなってるかもうさっぱりわからないんですが、せっかくなので今後の発展に少し思いを馳せてみます。
まず一つはAI同士のコラボレーションの増加でしょうか。
今は人とAIという関係性がメインですが、AIとAIという関係性が発展するのはほぼ間違いない気がします。
そうするとAI同士の会話のためのプロトコル的なものがもう少し定まってくるんじゃないかなと思っています。
まぁ別にJSONで自然言語でやりとりしてもいいとは思うのですが、それこそベクトルで直にやり取りしたほうがやりやすそうな気がしますし。
これは技術的な問題というよりは規格的な話になってきそうですね。
もう一つはパーソナライズされたサービスやインタラクティブなサービスの増加ですかね。
これまでもレコメンドや広告などのパーソナライズは大きなビジネスチャンスを持つ領域ではありましたが、生成AIによってコンテンツの生成にかかるコストが激減することにより、よりその傾向は強まると思います。
リアルタイム生成によってそれこそ物語やゲームなどはユーザの行動によりインタラクティブに変化するようになるでしょうし、誰もがクリエイターになれることでユーザ参加型のクリエイティブなエンターテイメントは加速しそうです。
そういう意味だとWeb3の文脈で語られがちだったVRはもう完全に生成AIにお株を奪われる気がしてならないです。
ちなみにChatGPTに生成AIを使ったビジネスアイデアを尋ねてみても、この方向性の回答が多いのでまぁそうだよねという気持ちになれます。
2023年は自身が担当する領域が増えたことにより、仕事においては割とマネジメント専念という感じでした。
これは単純にリソース的にそうせざるを得なかったところが大きいですが、やらないことを明確にすることでやることを決められるようにはなった気がします。
正直なところ時間は全然取れないのですが、だからこそ自分がやりたいこと、やらなくてはいけないことは何なのかというのをいつも考えていられたのはよかったポイントですかね。
いろいろと思うところもあり、転職なども視野に入れながら自身のキャリアについても考えていたのですが、世の中の常識がガラッと変わってしまいそうなこのご時世で中長期のビジョンが見通せずに若干尻込みがちになってしまっていた感じはします。
まぁそこまでフットワーク軽いタイプでもないので、勢いで何とかしようという気はないのですが、今年はもう少し前向きに検討していきたいですね。
少し前まではAIに仕事を奪われるといっても、自分のやっているような仕事は大丈夫だろうという気持ちでいましたが、いまは果たして本当にそうなのか…はて…。
ちなみに私は採用も担当したりしているので面接もするのですが、これまでわりと「最近気になっている技術とかサービスはありますか」という質問をするのが好きでした。
が、正直最近は皆さん口をそろえてChatGPTとか生成AIというのであんまり意味がなくなってしまいました。
まぁ私が聞かれたとしてもそれを差し置いてまでの何かがあるかといわれるとないのでまぁそうなるよねという感じではあるのですが。
そこからさらに踏み込んで話を聞こうとすると技術トレンドちゃんと追っている人じゃないと特に盛り上がらずに終わるというかなんというか、うーん難しい…。
2024年もちょっとずつでも何か書いていければと思います。
本年もよろしくお願いします。
こんにちは。
メリークリスマス。
気が付けば年の瀬ですね…ほんとに?
そろそろ1年が終わるので今年読んだ本からおすすめを紹介したいと思います。
あくまで私が今年読んだだけで、新しい本というわけではないのでご了承ください。
いわゆる古典ですね。どうマネジメントするか、どんな工夫が必要かということももちろん大切ですが、そもそもマネジメントとは何なのかということを理解するために目を通しておくべき本だと思います。エッセンシャル版だけどボリュームたっぷりなので十分お腹いっぱいになります。
著者はインテルの元社長、会長、CEO。タイトルの通り結局マネージャーは自身の担当する領域でいかにアウトプットを出すかという話になるのですが、マネージャーは一体何をするのかの具体例が自身の経験をベースにうまくまとめられている印象です。結局はスケールすればするほど自分だけが頑張ってもどうにもならないので、メンバーの能力をいかに引き出すかという話になってきますね。
「エンジニアのための」の通り、いわゆるマネジメントをエンジニア目線から見た大切なことがよくまとまっている本だと思います。ただ、これ一冊で全部網羅しようとするよりは、他の本とあわせて読むのがおすすめです。
チーム、組織の本。ものすごく雑に言ってしまえばコンウェイの法則とどう向き合って組織を作っていくかという話ではありますが、ある程度組織に関わる人は読んでおいて損はないと思います。特に、システムと組織のミスマッチに悩んでいる人にはいい道標になるのではないかと。
この本、kindle版がありません。悲しい。エンジニアとしてのマネジメント方面のキャリアを考える際の各レイヤーにおいての仕事と考えるべきことがよくまとまっています。まぁ最近はキャリアも多種多様になってきているのでもちろんこの通りというわけにもいかないですが、イメージは湧きますね。
エンジニアのためのマネジメントキャリアパスと併せて読んでほしいかもしれない。こちらはマネジメントに行かないキャリアパターン例。サブタイトルの「マネジメントを超えるリーダーシップ」の通り、結局はどっちに進むにしろリーダーシップは必要になりますね。インタビュー方式なので、具体的な仕事の内容とかもよくわかります。
壮大なビジョンも大切ですが、それが全く実現方法も伴わない夢物語ではビジネスとしては意味を持ちません。目的と現在地の間を埋める「戦略」の大切さがよくわかります。読みやすい本。
で、じゃあ具体的にどんな戦略を打っていくべきなのかを具体的に掘り下げているのが本書。すごく簡単に言うと「選択と集中」なんですが、良いことがたくさん書いてあります。やらないよりはやってみたほうがいいというのはありがちな話ですが、「悪い戦略とは、単に良い戦略の不在を意味するのではない。」と言い切っているあたりがなかなかにシビアだけど確かになと思わざるを得ない…。
「なんのために」「どんな目的で」、仕事を進めるなら当たり前のような大前提ですが、それを見失っている仕事は少なくありません。頑張ってはいるけど方向性がよくわからない人にもおすすめですし、マネジメント本としてもおすすめ。こちらの記事でも参考にさせてもらいました。
わかりやすさは基本的には善だと思いますが、どうしても掘り下げていかないとたどり着けない領域もあるものです。解像度を上げて具体化することによって、抽象化した際の構造理解もより深まるはず。
「私たちは語彙を増やすことで世界をより精緻に見分けられるようになります。」という文もまさに知識を身につける理由だなと思います。
本当に大切なこと、ものはなにか。何かを得るために別の何を捨てるか。シンプルだけどとても難しい問題です。日々のたくさんのタスクや決めなくてはならないことにどうやって向き合おうかを改めて考えさせてくれる本ですね。
MSのエンジニアの方の本。自身の周りの素晴らしいエンジニアは何を考えてどんな行動をしているのかということを読みやすくまとめてくれています。アメリカではみんな「ハッピーかどうか?」が重要というのはそうありたいものだなと考えさせられるものがあり、いわゆる日本における仕事への向き合い方とはまた違って魅力的です。シンプルにMSで働いてみたくなります。
これを読んで両方の言語がすぐに書けるようになるというような本ではないですが、同じことがしたいときにPythonとJavaScriptでどのようなアプローチを取るかという考え方の違いが見て取れて面白いです。大抵どの本もなんらかの言語にターゲットを絞りがちなので、複数の言語が並んでるのがなんだか新鮮。
アーキテクチャ設計に悩んだときに一回はたどり着くであろうクリーンアーキテクチャ。そのまま使えるかというと微妙だけど、頭に入れておいて損はないと思います。クリーンアーキテクチャ→オニオンアーキテクチャ→ヘキサゴナルアーキテクチャって遡りたくなり、そしてまたDDDが気になり始める…。
読み物というよりは論文に近いようなイメージ。いろんな本の参考文献に使われています。DevOpsを進めていくにあたっての根拠としては最強なのでとりあえず本棚に置いておきましょう。
いわゆる古典派の原典。自動テストをやるなら読んでおくべきだとは思います。正直私はテストを先に書いてテストが通っていない状態でコードを書き進めることに対する恐怖みたいなものはそんなにないのですが、TDDにハマるとだんだんそうなってくるものなんでしょうか?ちなみに巻末の訳者(和田さん)の付録解説も良いです。
単体テストをやろうと思ったときに「これってどうするんだろう」といった疑問に対するヒントがたくさんあります(解決するとは限らない)。タイトルの通り、単なるサンプルではなく考え方や使い方といったアプローチで理解が深まります。全編に渡って比較していますが、これも作者はどちらかというと古典派寄りなので、ロンドン派の理解を深めたいならさらに別の本も読んだほうがいいかもです。
エヴァンス本は読んだことがありますが、この本はだいぶ噛み砕いて理解しやすくしてくれていると思います。若干物足りなさもありますが、これを読んでからエヴァンス本にいくのが良さそうかな。
テスタブルを考え始めるとどうしても関数型プログラミングというアプローチを考えたくなります。この本はJavaScriptで関数型プログラミングのアプローチを取っている珍しい本。HakellとかF#とかはちょっと…でも関数型が知りたいという人におすすめ。
洋書です。誰か翻訳版出してください。ドメイン駆動設計を関数型のアプローチで解説しており、内容としてはとてもわかりやすいです。が、やっぱり翻訳本よりだいぶ読むのに時間がかかります…英語勉強しないと…。そして型に対する理解を深めたくなってくるのですが、やっぱり型システム入門に行くべきなんでしょうか。
今年は割と有名どころの本を結構読んだかなという印象です。
割と本屋で目についた本を買うっていうのをやりがちだったんですが、共通言語っていう意味だとみんなが読んでいるような本を読むっていうのは大事ですからね。
年末年始に読んでみようかなという本はあったでしょうか?
ITエンジニア本大賞2024とかも眺めてみると、いい本があるかも。
それでは。