(このシリーズは自分用の備忘録なので、割と適当です。)
今回は必要なアプリケーションをインストールしていく。
何をインストールするか決めるために、今回やりたいことを確認しておく。
①Javaアプリケーションを作り、一定時間ごとにトリガする
②ソースコードはGitを使って管理する
③ビルドはMavenを使う
④データ管理はMySQLを使う
⑤タスク管理とビルド、デプロイ等はJenkinsに任せる
ひとまずはWebアプリではないので、Webサーバは不要。
では、順番にインストールしていく。
①Javaのインストール
yum list \*java-1.8\* | grep open
インストールできるものがなにやらいろいろでてくるが、
この二つをインストールしておく。
yum install java-1.8.0-openjdk.x86_64 yum install java-1.8.0-openjdk-devel.x86_64
パスは勝手に通る?
java -version
を叩いて、バージョン情報がでればOK。
②Gitのインストール
Gitは最初からインストールされているが、
バージョンが古いので(1.7.0あたり?)新しいのをインストールしたい。
yum remove git
まずは古いのをアンインストール。
cd /usr/src
wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.8.3.tar.gz
tar xzf git-2.8.3.tar.gz
/usr/srcを作業用ディレクトリとして、新しいGitをダウンロード。
で、展開。
yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker
必要なライブラリを先にインストールしておく。
cd /usr/src/git-2.8.3 make prefix=/usr/local/git all make prefix=/usr/local/git install
/usr/local/gitにインストール。
で、パスを通す。
vi /etc/bashrc
export PATH=$PATH:/usr/local/git/bin
を追加して保存。
source /etc/bashrc
反映。
git --version
を叩いて、バージョン情報がでればOK。
③Mavenのインストール
cd /usr/src wget http://ftp.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist/maven/maven-3/3.3.9/binaries/apache-maven-3.3.9-bin.tar.gz tar xzf git-3.3.9.tar.gz
解凍するだけでOK。
ln -s apache-maven-3.3.9 maven
シンボリックリンクを張っておく。
で、パスを通す。
vi /etc/bashrc
export M2_HOME=/usr/src/maven/bin export PATH=$M2:$PATH
を追加して保存。
source /etc/bashrc
反映。
mvn --version
を叩いて、バージョン情報がでればOK。
(Mavenのコマンドはmavenじゃなくてmvn)
④MySQLのインストール
yum -y install mysql-server
さっくりインストール。
vi /etc/my.cnf
[mysqld]の末尾に、
default-character-set=utf8 skip-character-set-client-handshake
の2行を追加。
/etc/rc.d/init.d/mysqld restart
サーバ再起動。
mysql_secure_installation
Enter current password for root(enter for none)
にはEnterキーを押しておく。
Set root password? [Y/n]
にはYとして、パスワードを設定する。
あとはEnterキーでスキップ。
/etc/rc.d/init.d/mysqld start
chkconfig mysqld on
サーバ起動時にMySQLを自動的に立ち上げる。
⑤Jenkinsのインストール
wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo
yum install jenkins
service jenkins start
起動。
chkconfig jenkins on
サーバ起動時にJenkinsを自動的に立ち上げる。
ブラウザでVPSのIPの8080ポートにアクセスするとJenkinsにアクセスできる。
今回はここまで。
設定周りは次回以降。
参考にしたページ